大切なお住まいは永く快適に住み続けたいものです。傷んだ屋根を放っておくと、雨漏りなどで内部が傷み、後の補修も大変になります。早めのメンテナンスで大切なお住まいを守りましょう。
なぜ屋根のメンテナンスが必要なの?
屋根のメンテナンスと聞いてピンと来ない方も多いかもしれないけれど、屋根にはメンテナンスが絶対に必要です!
屋根のメンテナンスやリフォームというと、老朽化が進んだ家と決め付けてしまう方も多いようですが、実は違います。昔に較べて住宅の建材の性能は飛躍的に伸びました。そのことで、安心している方も多いでしょう。では、昔に較べて天候の方はどうでしょうか。季節を問わず発生する爆弾低気圧、毎年恒例となった記録的な夏の酷暑、地球温暖化の影響からか年々大型化する台風、ゲリラ豪雨に竜巻、冬の積雪…。近年、より過酷になっていること間違いありません。年中日ざらし・雨ざらしの屋根にはダメージが蓄積され続けているのです。
さらには屋根や家屋にダメージを与えるものとして地震があります。東日本大震災からの復興はまだ途中です。屋根リフォームやメンテナンスはダメージを蓄積し続けている屋根に対し、雨漏りの防止の他、暴風や地震時に備えて屋根材が飛散や落下しないように予防を目的として行われます。補修や塗装を行うことによってダメージを回復し、寿命を延ばすことができるのです。
これまで点検を受けたことのない方、何となく不安だったけど先延ばしにしてきた方、アスカリフォームの無料点検を受けてみては如何でしょうか。私たちは年間600〜700件のお住まいを点検していますが、本当に工事が必要とされ、実際に工事を引き受けるのは200件程になります。梅雨や台風シーズン前に点検を受けておけば、長雨の時も、暴風の時もすっきりお過ごしいただけると思います。
屋根メンテナンスのタイミングは 築10年が目安!
目安として、まずは築10年までに1度は必ず点検をする事をおすすめします。「え?10年でもうメンテナンスが必要なの?!」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、コロニアル(スレート)の屋根であれば、大体塗装されている塗料の寿命は10年です。塗装に寿命が来ているのに放置すれば、いずれ劣化し、雨漏りに繋がる事でしょう。また、瓦屋根の方も定期的なメンテナンスが必要です。瓦は耐久性が高く、塗装をするケースも少ない為(セメント瓦は塗装のメンテナンスが必要です)、メンテナンスが必要ないと思われがちですが、そんなことはありません。
瓦屋根の場合は、棟などに使用されている漆喰が劣化するため、漆喰の定期的な点検・メンテナンスが必要です。漆喰が劣化してしまうと、内部に雨水が侵入し、雨漏りを起こしてしまいます。
経済的な屋根リフォームを行うためには 早期発見!
まず大前提として、劣化・破損部分の早期発見が重要です。そうすれば軽微な補修ですぐにメンテナンスができ、工事費用も抑える事ができます。屋根の異常を早めに見つけるためには、定期的なメンテナンスを行う事が重要です。アスカリフォームでは点検・お見積・ご相談無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
また、台風などの強風で屋根に被害が出てしまった場合は、火災保険が適用される場合があります。
あまり知られていないのですが、自然災害による建物の破損の場合、火災保険が適応されます。ただ、火災保険が適応される条件があります。また、保険会社とのやり取りも専門的な知識が必要になってきます。私たち街の屋根やさんでは、火災保険申請の代行を行っております。
自然災害などで屋根やお住まいに被害を受けてしまった場合は、私たちにご相談ください!
屋根リフォームの方法
葺き替え工法
築年数の経過により、破損や劣化が起こります。そこで補修ではなく、屋根下地や野地板などのメンテナンスから、傷んだ屋根材(瓦・スレート・金属板等)を取り外し、新しい屋根材を乗せ替える工事が葺き替え工事です。屋根の破損・劣化の状態により、部分的な屋根葺き替え工事をしたり、全面的に屋根葺き替え工事をしたりします。
カバー工法
葺き替え工事とは異なり、既存の屋根はそのままに、新しい屋根材を上から被せる屋根工事です。屋根材が二重になり、耐熱性が上がる他、廃材処理費が安く抑えられるため、葺き替え工事よりも費用を抑える事ができます!二重になった屋根は以前よりも重量が増えてしまうため、軽量な金属屋根材(ガルバリウム鋼板)での施工をおすすめしております!
塗装工事
屋根を塗り直すことで、綺麗な姿を取り戻します。雨漏りなど屋根の痛みがひどくなる前に、定期的な塗替えリフォームを行うことで、耐久性を高め、屋根の寿命をのばすことが出来るのです。また、遮熱性に優れた塗料を使用することで、お住いをより快適にします。
屋根の種類とメンテナンス周期
※メンテナンス周期は参考です。
屋根種類「瓦屋根」
屋根瓦は、粘土をプレス成形して瓦形にしたものです。日本で最も一般的な屋根種類です。
- 瓦屋根特徴
- 耐久性が高く、塗り替えの必要がない。重量があるので、建物に負荷がかかる。最近は地震に強い防災瓦が普及している。
- 瓦屋根メンテナンス
- 塗り替えなどの必要はないが、地震などによるズレや割れの際は都度メンテナンスが必要。
屋根種類「スレート屋根」
代表的な屋根種類の一つスレート屋根は、商品名でコロニアルと呼ばれ、石質の薄い板の屋根種類です。近年、新築屋根に多く採用されている屋根種類となっています。昔はセメントと石綿の混合素材でしたが、多くの代替繊維が開発され無石綿スレートに切り替わっています。
- スレート屋根特徴
- 瓦に比べて軽量で施工しやすく、板金よりも強度がある。収縮が少なく安価である。
- スレート屋根メンテナンス
- 期間:20年〜30年毎
屋根種類「板金屋根」
板金屋根には、カラーステンレス、カラーアルミ、フッ素鋼鈑、ガルバリウム鋼鈑、カラー鉄板などの種類があります。最近はアルミ55%含有のガルバリウム鋼板が主流となっています。
- 板金屋根特徴
- 最も安く、経済的。雨じまいは良いが、メンテナンス周期が短い。軽いので、地震対策には適している。
- 板金屋根メンテナンス
- 10〜20年に一度塗り替えが必要。
屋根種類「銅板屋根」
銅板屋根は、独特の色調変化を持つ美しい屋根種類です。神社仏閣などの屋根によく見られます。
- 銅版屋根特徴
- 耐久性が非常に高い。塗り替えが要らない。軽量で地震対策上良い。
- 銅版屋根メンテナンス
- 塗り替えなどの必要はなく、メンテナンスフリーのため維持費は安い。